大和田美帆「17日間、何も出来ませんでした」 母の死から一夜、ブログに思いつづる
新型コロナウイルスによる肺炎のため23日に63歳で死去した女優・岡江久美子さんの長女で女優の大和田美帆(36)が24日、岡江さんが死去してから初めて公式ブログを更新し、無念の思いをつづった。
美帆は「最愛の母が本当に亡くなってしまったとまだ、実感できずに娘の寝顔を見ています」と放心した様子。「17日間、私と父は何も出来ませんでした」、「近くに行って手を握ることも、母が好きだったミュージカルの曲や可愛がってくれた孫の声を聞かせることもできませんでした」と、岡江さんが今月6日に入院してから亡くなる23日まで、力になれなかった無念さをにじませた。
新型コロナウイルス感染を防ぐため、家族は死後も患者に接触できない。美帆は「亡くなった連絡が来ても駆けつけられず家にいるしかない」、「今はどこかで遺骨になって帰ってくる母をただ待っているだけです」と、遺族のつらさを吐露。
「コロナウイルスは本当に恐ろしいです。私たち家族のような悲しい思いを誰にもしてほしくありません」と、悲痛な叫びを上げていた。