ラサール石井 吉村知事の苦言に反応「影響力全くありません」
大阪府の吉村洋文知事(44)が新型コロナウイルス感染防止のための休業要請に応じないパチンコ店を公表したことを批判し、吉村知事から「お気楽な立場だよ」と返された、タレントのラサール石井(64)がツイッターで反応した。
吉村知事から「影響力ある立場なら『今だけはやめときましょう』位言えないのかね」と指摘されたことに、石井は、他のタレントのツイートを引用しながら「影響力全くありません。ごまめの歯ぎしり。そんな呟きに反応していただいて大変申し訳ない」と投稿した。
「店名の公表がなんか『市中引き回しの刑』みたいに感じたので他に方法なかったのかと思った次第です。すみません気の利いた事も言えず」と続けた。
石井は26日付ツイッターで、吉村知事の店名公表に対し、「『皆さん、パチンコ屋が軒並み閉まって大変でしょう。今ならここが開いてますよお』と宣伝した結果になるの、わからんかったんかな。」と皮肉った。
これに吉村氏は「大阪に700店舗近くパチンコ店があり、休業要請後に120店舗の開店状況と府民の苦情と専門家の意見。そこから詰めてきた結果の現在公表3店舗」と段階を踏んで店名を公表したことをあらためて説明。その上で「ここだけ捉えて『分からんかったの?』とはお気楽な立場だよ」と、現象の一部分だけに注目した石井の批判に、珍しく感情的な言葉で不満をぶつけていた。