堂本光一 41歳最年少大賞 「SHOCK」20年「菊田一夫演劇賞」で勲章

 KinKi Kids・堂本光一(41)が、大衆演劇で優れた業績を示した舞台人を表彰する「第45回菊田一夫演劇賞」の大賞に選出されたことが27日、分かった。上演20年の節目を迎えた主演ミュージカル「SHOCK」シリーズが評価されての受賞。2008年に作品として同大賞に選ばれたのに続く栄冠で、個人では史上最年少受賞となった。

 21歳の初演から抱き続けてきた、作品テーマでもある「Show Must Go On」(ショーは続けなければならない)の精神が、最高の誉れをたぐり寄せた。41歳の光一が手にした栄光。45年の歴史を誇る「菊田一夫演劇大賞」で、花總まり(当時43歳)を抜いて史上最年少記録を樹立した。

 「SHOCK」シリーズは00年にスタートし、05年からは「Endless SHOCK」として脚本と演出にも参加。「日本一チケットが取れない舞台」と称されるほど、絶大な人気を誇る国民的作品となった。

 メモリアルイヤーとなった今年の公演は、2月4日に東京・帝国劇場で開幕。作品の生みの親で、昨年7月に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)の名前も、永遠を意味する「エターナル・プロデューサー」としてクレジットに刻まれた。だが、同26日の1760回目の上演を最後に、新型コロナウイルスの影響で公演は中止を余儀なくされている。

 逆境の中で届いた朗報に、光一は医療従事者への感謝を示した上で、「心からエンターテインメントを楽しんで頂ける日常が1日でも早く戻って来る事を心から願っております」と再開を待ち望んだ。08年に作品として同賞を受賞したのに続く“2冠達成”には「今回の受賞も劇場に足を運んでくださる多くのお客様のお陰は勿論のこと、共演者や陰ながら支えてくれるスタッフなしでは20年という年月を続けることは到底できません」と団結力を誇っていた。

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