吉村知事 コロナ予防ワクチン「年内には」…すでに動物に、7月には人に治験も
吉村洋文大阪府知事が28日、フジテレビ系「直撃LIVE! グッデイ」に出演し、「オール大阪」で進めている新型コロナウイルス予防ワクチンについて年内での実現を目指していると明かした。
安藤優子キャスターが「オール大阪で予防ワクチンを7月に治験を開始して9月に実用化を目指すとの記事を読んだ。具体性は?」などと尋ねた。
吉村知事は「これは実現させます」と即答。「今、大阪府、大阪市、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、府市の病院機構全部、オール大阪で進めています」と一丸となって開発を進めていると述べた。
さらに同知事は「ワクチン自体は動物に打っている状態。7月には人に打ちます。医療従事者です。最前線で闘っている医療従事者がワクチンもない状態」と憂え、「なんとか最初に防御として」「治験という形で投与していく」と語った。
吉村知事は「重症化を防ぐことが出来る」とワクチンの意義を訴え、「年内には10万、20万の単位で打つというスピード感でやってます」「普通にやれば1年、2年かかる。手続きを早めるために府市で国にお願いしている。国も前向き。実現できると思っています」と述べた。