チンアナゴが人の存在を忘れた?すみだ水族館が“チン”企画開催で参加呼びかけ

 東京・墨田区のすみだ水族館が28日、公式HPで「緊急開催!チンアナゴ顔見せ祭り!」を開催すると告知した。休館が続く同水族館のチンアナゴたちが「人間の存在を忘れ始めた」ため、砂から出てこなくなってしまい、健康調査確認が難しくなったことが理由。ビデオアプリで人間の顔をチンアナゴに見せるという。

 休館が続く水族館ならではの悩みといえそうだ。すみだ水族館のHPによると、同水族館のチンアナゴは「お客様がいることが日常」なことから、人が近づいても砂に潜ることはほとんどないという。

 だが休館が続いていることから、チンアナゴたちに「変化」があったといい、「人がいない環境が日常になったことで、人間の存在を忘れ始めてしまったのか、飼育スタッフが通りかかってもすぐに砂に潜って隠れてしまう事態に」なってしまった。

 チンアナゴが隠れてしまうことで「飼育スタッフが日頃行っている『元気かどうか』『やせ細っていないか』『病気になっていないか』などを確認することが難しくなった」と報告。チンアナゴが快適に過ごしているかが分かりづらくなってきたという。

 そこで「ビデオ通話越しに皆様の顔を見せて頂くことで、“チンアナゴたちに人間の存在を忘れないで欲しい”と考え、ビデオ通話でのチンアナゴ観賞を企画。スマホアプリの「Facetime」があれば、誰でも参加できるという。

 「皆様の顔見せによって、チンアナゴたちが人間の存在を思い出してくれますように。みなさまのゴールデンウィークのおうち時間に、ほんの少しでもお役立ちできますように。どうか、ご自宅からご協力お願いします」と呼び掛けた。

 なお、「頑張ってはみたのですが、同時に接続できるのは5回線のみ」だとい、回線が混雑した場合は「繋がるのに時間がかかる可能性がございます」としている。開催は5月3日から5日。詳細は同水族館HPまで。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス