ＮＨＫは３０日、同日放送の「クローズアップ現代＋」（後１０・００）で、新型コロナウイルス感染の実態について、Ｈｅｙ！　Ｓａｙ！　ＪＵＭＰ・山田涼介（２６）、Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅ・中島健人（２６）、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ・平野紫耀（２３）が若い世代へメッセージを発信することを発表した。

　３人が、医療現場の実態や、若年層にも広がる感染の実態などを伝え、危機感を持って行動することを訴える。そのメッセージに加え、「クロ現」がこれまで取材してきた現場の映像や専門家の言葉などを組み合わせることで、若者に向けて感染防止への行動の重要性を呼びかけていく。

　同番組のほか、５月１日の午前６時から同局の公式ＹｏｕＴｕｂｅなどでも配信される。

　この取り組みは同局とジャニーズ事務所が連動しており、同日同時刻から、同事務所の公式ＹｏｕＴｕｂｅや公式ＳＮＳなどでも、３人による動画が公開される。

　山田、中島、平野がＮＨＫを通じて発表したコメントは次の通り。

　山田涼介「改めて今の医療機関が自分達の思っている何倍も大変な事を感じました。多くの若い世代の方達にも見ていただき、今の医療機関がいかにギリギリの局面なのかを感じていただけたらな、と強く思います。今後の未来は一人一人の行動にかかっています。明日は自分かもしれない。そんな危機感をお持ち頂きながら、ご覧頂けたらと思います」

　中島健人「同世代のみなさん。現在、医療機関は”救える命も救えない”医療崩壊に繋がる状況に直面しています。このような局面に、『僕らは医療従事者の方々の力に少しでもならないといけない』そう強く感じました。現在、『小さな油断が大きな危険』に繋がってしまう状況です。ＳＴＡＹＨＯＭＥが沢山の命を救う事に繋がる『＃僕らにできること』の一つだと思います。１０代、２０代のみなさん、一緒に、元気に、今は、おうちで頑張りましょう！」

　平野紫耀「僕が担当させていただいたテーマは、医療現場で闘う方々への支援です。医療現場での厳しい現実を皆さんに深く知っていただきたいですし、日々闘い続けている医療従事者の方々を支援しようという、大切なメッセージを僕自身微力ながら、精一杯伝えさせて頂きました。歌やダンスではないかたちで、皆さんへメッセージを届けられる機会を頂き、とても有難く感じています」