真奈尚子、六甲おろしジャズバージョンを コロナで延期、30周年ライブへの思い

 デビュー30周年を迎えた真奈尚子
 デビュー30周年を迎えた真奈尚子
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 デビュー30周年を迎えた歌手・真奈尚子(まな・しょうこ、年齢非公表)がこのほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された記念ライブへの思いなどを明かした。

 4月9日に大阪・ビルボード大阪で予定されていた公演に全力を傾けていた真奈は「歌で自分のヒストリーをつづっていき、ニューヨークで見つけた曲で吉田旺先生に訳詞をしていただいた『オールドフレンド』を発表予定でした」と無念の思いを明かした。

 自宅でボイストレーニングやラジオ体操を続け、体調管理する中でもコロナ禍は収まらず、延期日時は決められない状況。それでも、大阪ブルーノート時代から思い入れのある「ビルボードでできれば最高」とした。

 奈良出身で阪神ファンの真奈は、約15年前から球団関係者との交友関係が広がり、甲子園球場での観戦など応援に熱が入っている。延期された30周年公演で「『六甲おろし』ジャズバージョンをぜひやりたいですね。後援会の方も阪神ファンが多いので」と特別披露する可能性に触れた。

 生家が寺だった真奈は将来について、これまでも行った寺院コンサートができればと希望。「ミュージシャンとして、安心や癒やしとなる音楽の力を発信していければ」と力を込めた。

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