久米宏・小島一慶さん悼む「ステージ4と聞いていたので覚悟はしていましたが…」
フリーアナウンサーでタレントの久米宏(75)が2日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ラジオなんですけど」(土曜、後1・00)番組冒頭のトークで、23日に肺がんで死去した元TBSのフリーアナ・小島一慶さん(享年75)を悼んだ。
久米と小島さんは同い年で、TBS時代の同僚。45年前の1975年3月1日放送のTBSラジオ「永六輔の土曜ワイド」のコーナー「隠しマイク作戦」で、小島さんが久米邸に突撃訪問する貴重な音源が紹介された。久米の母や隣人にアポなしで直撃する様子を振り返り、「これ、仰天したんですよ」と、楽しそうに当時を懐かしんだ。
昨年、俳句をたしなんでいた小島さんから、著書の句集「入口のやうに出口のやうに」が届き、ステージ4の重篤な肺がんであることがしたためられていたという。
「告白や 遠き酷知や 星まつり」と、病を宣告されたときの心情を詠んだ小島さんの句を紹介しながら、久米は「ステージ4と聞いていたので、覚悟はしていましたが…。同い年の人が亡くなるとね、いけませんよね…」と盟友の死を悼んだ。