前川喜平氏、とんかつ店主の焼死に「人災だ…安心して休業できる補償があれば」
元文部科学事務次官の前川喜平氏が2日夜、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業自粛を受け、休業を余儀なくされていた東京・練馬区のとんかつ店店主の50代男性が4月末に店舗で焼死した報道を引用し、「安心して休業できる補償があれば、彼は死ななかったろう」と政府の対策を批判した。
前川氏は、とんかつ店主の死について「これは人災だ」とつづり、「安心して休業できる補償があれば、彼は死ななかったろう。アベ失政のために何人死ぬことだろう」と、まだ営業再開の見通しも立っていない飲食店などの立場に立って危機感を示した。
とんかつ店の店主は聖火ランナーを務める予定だった東京五輪が延期されたことに加え、店も4月13日から休業しており、先行きの不安を周囲に漏らしていたという証言が報じられている。