東大王・伊沢が警鐘 高速バスで帰京の女性への過度な批判は「社会に益がない」

 東京都の20代女性が、味覚や嗅覚に異常を感じる中、山梨県の実家に帰省して友人らとバーベキューなどを行い、滞在中にPCR検査で陽性反応が出たが、判明後に高速バスで帰京していたことが3日までに明らかとなった。4日、TBS系「グッとラック!」では、女性の詳細な行動などを報道。これに同局のクイズ番組「東大王」などで知られる、タレントで「QuizKnock」CEOの伊沢拓司は“冷静な対応”を呼びかけた。

 女性が東京に戻った理由を「飼っている犬が心配だった」などと話していることが紹介されると、伊沢は「当然よくないとは思う」とピシャリ。一方で「何か自分の体にあったときに、自分がすべて理性的に判断できるかと言われるとちょっと自信がないんです」と一定の理解を示した。

 パニックに陥って、女性と同じような行動を取ってしまう人がいるという可能性に触れ「そういう人が言い出しづらくなる環境が社会にとって益がない」とコメント。バッシングを恐れて、誤った行動を取ったことをさらに隠すような状況になることに警鐘を鳴らした。

 ネット上では、すでに「特定班」が現れて、女性についての真偽不明の情報が飛び交い始めている。伊沢は「たたきすぎないことが本当に大事だと思います。リンチのような形になってはいけない」と批判が過激化しないよう、重ねて呼びかけた。

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