安倍首相 給付金支払い時期「8月」と間違え…「プロンプター」がトレンドワードに
安倍晋三首相は4日、記者会見を開き、新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府対策本部会合で、緊急事態宣言に関し、全都道府県を対象としたまま5月31日まで延長すると表明した。安倍首相は給付金の入金時期について「最も早い人で8月から」と「8日」と言うべきところを言い間違え、ネット上では「プロンプターを読み間違えたって、そもそも内容をちゃんと理解してればそんな読み間違いしないよね」と驚きとあきれる声がわき起こり、「プロンプター」がトレンドランキングの2位に浮上した(午後8時現在)。
安倍首相はプロンプターがある左右を見、ときに卓上にも目を落とした。「明日の支払いにも大変なご苦労をしておられる皆さんに1日も早く、使い道がまったく自由な現金をお届けしなければならないと考えています。5月1日から最大200万円の持続化給付金の受付を始めましたが最も早い人で8月から入金を開始いたします」と述べた。字幕では「8日」と流れた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は「総理、給付金の支払時期について8日を8月と言い間違えた。早く訂正した方がいい」と素早くツイート。郷原信郎弁護士は「8日と8月を読み間違えるということは、『10万円を国民すべてに届ける』という最も重要なことすら、自分の言葉で話すのではなく、プロンプターに書いてあることを棒読みしているということ」とツイートした。
ほかにも「安倍首相が自分で政府の主要な政策の内容を把握していたら(5月)8日と、8月を言い間違えることはないだろう。一方、プロンプターの文字を棒読みしている場合、その間違いは普通にありうる」「8月と8日って声に出したら『はちがつ』と『ようか』なんだから、内容が分かってたら言い間違えようがないよね。いつもただひたすら原稿読んでるんだと思ってはいたけど、本当に内容に興味すらないんだな。こっそりプロンプターに『今日をもって辞職します』って表示させたらそのまま読むんじゃないか」「都知事が100歩譲ってマシなところは会見で自分の言葉で話してるところ。ミスタープロンプター首相は理解もせず朗読すらあやしいからな」などの投稿が見られた。