大型連休ひっそり終了 Uターンラッシュもなく
ゴールデンウイーク最終日の6日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、交通機関は例年のようなUターンラッシュがなく、新幹線の駅などは閑散としたままだった。「ステイホーム」の呼び掛けで、外出や移動の自粛が続く異例の連休だった。
JR各社の発表によると、6日の新幹線上りは、自由席乗車率が20%以下となる列車が相次いだ。東北、山形、北陸新幹線では、始発駅出発時点で1%にとどまる列車もあった。東海道新幹線の最高は20%。山陽新幹線では、のぞみ32号が岡山駅発車時点で34%だった。
空の便も6日の予約は低調。日本道路交通情報センターによると、全国の高速道路で旅行や帰省に伴う渋滞はなかった。