ＴＢＳ系で４月１８日から５月３日までの土、日に放送されたドラマ「ＪＩＮ～仁～レジェンド」の全６回がすべて２桁視聴率だったことが７日、分かった。同ドラマは一期は０９年、完結編は１１年にそれぞれ放送。今回はそれを再編集して放送した。

　２日放送回は１０・６％、最終回となる３日放送回は１１・３％だった。

　４月１８日の初回は１１・６％、４月１９日は１１・１％。４月２５日は１０・０％、２６日は１１・９％。すべて土日の午後２時から３時間弱という長丁場にも関わらずすべて２桁視聴率という高い数字に。普段ならば外出が多い時間帯だが、緊急事態宣言を受け、在宅率が高まったことも影響したと考えられる。

　また、ドラマ内でたびたび映った手術シーンでは、主人公やその弟子達が布マスクを着用しており、ネットでも話題となった。

　同ドラマは、現代の世界で医師を務める南方仁（大沢たかお）が、江戸時代にタイムスリップ。武家の娘・咲（綾瀬はるか）や、緒方洪庵（武田鉄矢）の弟子ら医師を目指す人たちに現代の医療技術を教え、多くの人たちを救う傍ら、坂本龍馬との友情もはぐくみ、龍馬の暗殺阻止に奔走する姿も描かれる。（数字はビデオリサーチ日報調べ、関東地区）