松井市長 橋下維新「各知事に罵倒」「靴投げられた」…吉村氏と対比
松井一郎大阪市長が7日のツイッター投稿で、吉村洋文大阪府知事が、緊急事態宣言の出口戦略を国が示すべきとしたところ、「勘違いしている」と不快感を示してきた西村康稔経済再生担当相に対し、反論と謝罪を一緒に返して終了させた件に、「維新初期は街頭タウンミーティングでケンカしてたのが懐かしい。吉村知事はジェントルマンです」とツイートした。
橋下徹元大阪市長が「松井一郎率いる初代維新は、ほんとガラが悪かったですからねー」と投稿してくると、松井氏は「橋下徹率いるの間違いですね」。
続けて「神奈川県の黒岩知事ともケンカ、関西広域連合で各知事に○玉無しって罵倒、沖縄で米軍将校に…議会の度に自公共とケンカ、住民投票で唾をはかれ靴を投げられた事もありました。全て当時の橋下代表のおかげです」と、返り血を浴びても戦い続けた時代を振り返った。
吉村氏は、政府が緊急事態宣言を延長決定しながら出口戦略を示さないとし、大阪独自の出口戦略および第2波を想定した再自粛基準「大阪モデル」を発表した。
これに西村氏は「仕組みを勘違いしている」と不快感を示し、緊急事態宣言の解除は国の責任だが、休業要請などは知事の責任だとした。
吉村氏はツイッターでも指摘してきた西村氏に対し「休業要請の解除基準を国に示して欲しいという思いも意図もありません。ただ、緊急事態宣言(基本的対処方針含む)が全ての土台なので、延長するなら出口戦略も示して頂きたかったという思いです」と反論するのと同時に、「今後は発信を気をつけます。ご迷惑おかけしました」と記した。