小池都知事 会見で突然のけん玉…宿泊療養者らにストレス発散の“秘策”で提供を発表
東京都の小池百合子知事が8日、記者会見し、新型コロナウイルス感染者のうち、軽症者を対象にしたホテルなどの「療養施設」(宿泊療養)での療養者や児童養護施設に、「けん玉」などを送り、ストレス発散につなげてほしい、と語った。
会見の序盤、「このたびですね、私もけっこう得意なんですけど…けん玉」と唐突に切り出し、赤いけん玉を掲げた。
「こちら、東京玩具人形協同組合からけん玉などのおもちゃ、をご提供いただきまして」と明かし、「これを児童養護施設に入所する子供さんたち」や、「感染された方で家庭内感染を防ぐためにホテル…療養施設に入っていただいてるわけですが、ホテルに閉じこもっていただくと、ストレスたまってくる、ストレスたまると免疫落ちる…ま、私も医療関係者でないので(わかりませんが)」と最後は苦笑しながら、「なんとかストレスためないよう…これ(けん玉)でストレスができちゃうかもしれませんが…、いろいろストレスとか工夫しながら(療養施設での)2週間、我慢していただく」と児童養護施設や療養施設に提供し、“コロナ自粛”のストレスを発散してもらおう、という新規アイデアをにこやかに発表した。