辛坊氏 「37・5度が4日」削除巡り「皆さんの勘違いじゃないだろ!」
キャスターの辛坊治郎氏が9日、日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」で、厚労省が新型コロナウイルス感染に関して相談・受診の目安のに関する新指針を公表した件で、同省の姿勢に「何言ってんだ!?」と指摘した。
番組では同省が、相談・受診にいくタイミングの指標を変え、これまでの目安にあった「37・5度の発熱4日以上」が外れ、「軽い風邪の症状4日以上(必ず相談)」「高熱・強いだるさ息苦しさなど」に変わり、高齢者は「比較的軽い風邪の症状(すぐに相談)」となったことを伝えた。
辛坊氏は「と、いうことなんですが、ただ国の発表が、『いままでみなさん、そう思ってたのは勘違いです』と。勘違いじゃないだろ。びっくりしました」と苦笑しながら語った。
「今までみなさん、医療崩壊を防ぐために意図的に抑えてきましたとか、ご協力ありがとうございました、余裕できたんで範囲を広げますと言やあいいのに、なんで言わない」と首をかしげた。
加藤勝信厚労相は8日の会見で「目安ということが、相談とか、あるいは受診の一つの基準のように(とらえられた)。我々から見れば誤解でありますけれど…」「これについては幾度となく、通知を出させていただいたり、『そうではないんだ』ということを申し上げて、相談や受診に弾力的に対応していただいた」などと述べていた。
辛坊氏は「いすから転げ落ちそうになりました。何を言ってんだ!?」と語った。