演劇界は特権階級?補償を求めた鴻上氏に心ない声「悲しい気持ち」
演出家の鴻上尚史氏が9日、テレビ朝日「中居正広のニュースな会」に出演。ツイッターや情報番組で演劇界への補償を求めたことで「特権階級」と批判を浴びたことを明かした。
鴻上氏は、劇場などは劇場は1年半から2年先までスケジュールが埋まっているため、そのまま単純にずらせない状況を説明。そのため「休業要請と補償をセットで」と声を上げた。しかし「ネットで『演劇は特別なのか』『特権階級なのかお前たちは』と言われる」と心ない声が届いていることを明かした。
演劇業界だけでなく、「飲食業界、冠婚葬祭(業界)、ホテル業界とか、いろんな分野で同時に声を上げるのが大切」という鴻上氏。だが「演劇は目立つ人が多いから、マスコミは取り上げてくれるんだけど『お前たち何言ってるんだ』と。とても悲しい気持ち。心を痛めています」とため息をついていた。