実業家の堀江貴文氏が１０日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」に出演。新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府の緊急事態宣言が延長される中、自粛解除に関連する数値の独自基準「大阪モデル」を発表した大阪府の吉村洋文知事に対する評価を「おおむねいいと思う」と明かした。

　過去に対談した経験もあるという堀江氏は、この日も吉村知事のパチンコ店への休業要請と店名公表を「さらし首」とチクリとやりながら、「おおむね、吉村知事の対応は、パチンコ屋の規制以外は…、『さらし首』ですかね。あれ以外はいいと思う」と発言した。

　自粛政策に一貫して批判的な堀江氏は「ウイルスと共存するしかない」と持論を述べ、「政治側が安全（策）側に振ってる。リスクを取る側に戻さないと、一生続く。この状態を一生続けるというのは、人間が人間であることをやめることと同義。いつか誰かが政治的リーダーシップをもって実現しないといけない。そういう意味でいうと、安倍首相とか小池都知事に比べると、吉村さんはまだそっちの方向に振ろうという意思が感じられるので、まだマシかな」とも話した。