前川喜平氏、定年延長で渦中の黒川氏に「辞めるに辞められぬ事情があるのでは」と推測
元文部科学事務次官の前川喜平氏が10日夜、ツイッターに新規投稿。黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長を閣議決定し、今月8日から改正案の委員会審議が与党の強行で始まったことを受け、「政権を握る者の犯罪はすべて見逃されることになるだろう」と危惧し、黒川氏については「辞めるに辞められぬ事情があるのでは」と推測した。
前川氏は「黒川氏が普通の常識人なら、これだけ批判を浴びれば自ら身を引くはずだ。辞めるに辞められぬ事情があるのではないか」と、その背景を指摘。その上で「アベ首相はどうしても彼を検事総長にしたいのだ。彼が政権の傀儡になってくれるからだ。政権を握る者の犯罪はすべて見逃されることになるだろう」とつづった。