宮藤官九郎 退院後も自宅内隔離「奥さんがご飯をドアの外に」…ラジオにリモート復帰
新型コロナウイルスに感染し、4月7日に退院した脚本家で俳優の宮藤官九郎が11日、月曜レギュラーを務めているTBSラジオ「ACTION」(月~金曜、後3・30)に自宅からのリモートで出演した。「おかげさまで元気です」と明るく話すなど、軽妙トークも復活。退院後も2週間は自宅内で隔離生活を送っていたことなどを明かした。
「このたびは本当にご迷惑をおかけしました。おかげさまで退院から1カ月たちました。本日からリモートという形で復帰することになりました」と番組冒頭であいさつ。リモート出演にあたって、9日にTBSの番組スタッフが自宅に来てアンテナなどの機材を設置してくれたといい、「一番(受信が)良かったのが冷蔵庫の横だった」などと体調を崩す以前同様の軽妙なトークを展開した。
退院後の生活について「2週間は隔離生活。マスクをして、部屋にずっといて、奥さんがご飯をドアの外に置いて」と自宅内で家族とも隔離生活を送っていたことを明かし、2週間後に部屋を出て、「ベランダを歩くように」なったことなどを明るく話した。
宮藤は退院後の4月20日、27日、5月4日放送分には電話でコメントを寄せていたが、今回、本格復帰を果たした。
宮藤は3月31日に感染を公表。入院当日にはかなり症状が悪化しており、「今夜がヤマだ」と言われ、酸素を吸入され、「アビガン」を投与され、「点滴しながら昼に9錠、夜に9錠飲んだ」と闘病についてこれまでに明かしていた。