千葉市長、蓮舫氏に慎重な表現求める「自治体職員がいわれのない批判を受ける」
千葉市長の熊谷俊人氏が11日、自身のツイッターを更新し、立憲民主党の蓮舫副代表に対して、自治体職員らが全力で働いている旨を訴えた。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のための緊急事態宣言に伴い、政府が国民に一律10万円を給付する特別定額給付金について、熊谷氏は、蓮舫氏の安倍総理に対する「未だ発送できていない自治体、マイナンバー申請対応できていない自治体にいかに迅速に対応してもらえるか全力で臨む、と何故、言えないのですか?」というツイートを引用。「申し訳ありませんが、全ての自治体は与えられた環境下で最も早く申請・給付できるように土日も返上、深夜まで民間事業者とともに作業をしています」と全力を尽くしていることを強調した。
さらに「『未だ発送できていない』と、自治体側の努力が足りないかのような表現は自治体職員がいわれのない批判を住民から受けるので慎重に願います」とくぎを刺した。蓮舫氏が自治体職員を責める意図がないことは理解しているとした上で「国が何かしたら自治体がもっと早くなるわけではありません」とスピードアップにも限界があることを示唆した。
最後は「ここからは自治体の仕事です」とやんわりと“口出し無用”を宣言。「国でわちゃわちゃやって、国民の視線を意識した政府から意味のない催促とか来て、さらに面倒が増えるとかは勘弁です」と自治体に余計なプレッシャーがかからないように重ねて進言した。