「出過ぎず楽しむ」フジ三上真奈アナ MC3年目「ノンストップ!」で和み極める

 フジテレビ・三上真奈アナウンサー(31)が、同局系の朝の情報番組「ノンストップ!」(月~金曜、前9・50)のMCとして3年目に入った。MCのバナナマン・設楽統(47)をはじめとするタレント陣に囲まれながら、飾らないキャラで番組を進行。新型コロナウイルスの影響で社会に閉塞(へいそく)感が漂う中、あらためて「身近で優しい情報」の大切さを感じながら、お茶の間に穏やかな時間を届けている。

 ひと息ついた朝の時間帯に、ほっこりとした空気が漂う。「ノンストップ!」のMCを18年4月から務める三上アナは「本当にあっという間に、3年目になったなぁというのが正直な感想です」と、和やかに明かした。

 設楽をはじめレギュラー出演者と醸し出すファミリー感も番組の魅力。本番前には他愛(たあい)もない日常の話で盛り上がる。進行役として意識しているのは「自分らしく等身大で」ということと「邪魔にならない」こと。コーナーの時間と盛り上がりを見て、時には話に加わりながら“出過ぎない、でも楽しむ”という絶妙なバランスを取っている。

 三上アナが「大きな背中についていく」と道しるべにするのが、設楽の存在だ。「とにかく『カッコいい』と『優しい』のハイブリッドなんですよ。本当に気遣いの方」と絶賛。「それがMCにも表れていて、いつも中立の立場で誰も傷つかないお話をされるのは、日々勉強になる」と学んだものは多い。

 暮らしに役立つ情報、視聴者の体験談や悩み、エンタメの話題、人気のスイーツ…。生活に密着した内容を届けるのが、朝の情報番組。主婦層の視点は「すごく母と仲がいいので、ほぼ毎日、何時間もおしゃべりするんですよ」と、同居する母親から吸収することもある。

 料理コーナーで自身が紹介したメニューは必ず“復習”。自宅でも料理するようになった。前夜の余り物で朝食を作ったり、晩酌のおつまみを用意したり。「(私生活も)豊かにしてくれています」と番組が生み出す変化を肌で実感する。

 新型コロナウイルスが社会に影を落とす今だからこそ、情報番組のMCとして感じることはある。

 「正しい情報をお伝えすることは、当たり前ですけど何より大切。一方で、最近はエンタメの素晴らしさを実感しています。こんな時期でも、心がワクワクしたり癒やされたりする。大事な情報を伝えるとともに、みなさんの身近にある優しいネタを同時に伝えていくのが『ノンストップ!』らしさなんじゃないかなと、あらためて感じる日々です」

 “身近で優しい情報”を届け、視聴者の心と生活を豊かにする。その軸は変えずに、伝え手としてオンエアに臨む日々。「与えられた場所で咲くことができたら、それが一番幸せなことなんじゃないかなと。『いると和むよね~』という存在に番組の中でもなっていけたらというのが、目標でもあるかも」とアナウンサーとしての理想を口にした。飾らぬ自然体でゆっくりと。「ノンストップ!」と同じ穏やかな空気感で進んでいく。

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