蓮舫氏「肝に銘じます」…コロナ対策専門家攻撃を批判の声に
立憲民主党の蓮舫副代表が12日夜、ツイッターを更新。政府の新型コロナウイルスの専門家を攻撃する姿勢を批判したツイートに対し、「肝に銘じます。」と反応した。
「野党議員の皆さんには、コロナ問題で質疑する前に、この記事を読んでいただきたい。政府の専門家を攻撃するのは、意味ありません。多くの良識ある人々の反感を無駄に買うだけ。政権の問題は、専門家すら蔑ろにし、アリバイ工作に使っていること。敵を間違ってはいけません。」というコメントに対し、「肝に銘じます」と投稿したもの。
立民の福山哲郎議員は11日、参院予算委員会で質問。政府のコロナ対策専門家会議の尾身茂副座長が、国内の感染者総数の実態について「症状が軽い、ない人が多くいる。(実際の人数は)10倍か15倍か20倍というのは誰も分からない」と述べ、10日現在で約1万6千人との報告数を大きく上回る可能性があるとの見方を示した。立民の公式アカウントはこれを受けて同日、「福山幹事長への答弁で、尾身副座長は『報告された感染者がすべてを捕捉しているわけではない。実は10倍か、15倍か、20倍かというのは、今の段階では誰も分からない』と。総理も『申し上げられない』と。分からないのなら『着実に収束に進んでいる』とどうして言えるのでしょう」と批判。蓮舫氏もこの投稿をリツイートしていた。