ジャニーズ76人集結!期間限定ユニット「Twenty★Twenty」元気と勇気

 期間限定ユニット「Twenty★Twenty」
 櫻井和寿
2枚

 ジャニーズ事務所が、新型コロナウイルス感染拡大防止を支援する活動「Smile Up ! Project」の一環として、期間限定ユニット「Twenty★Twenty」(トゥエンティー・トゥエンティー)を結成することが12日、明らかになった。V6、KinKi Kids、嵐など15グループの総勢76人によって構成される。ロックバンド「Mr.Children」の櫻井和寿(50)が作詞作曲を手掛けたチャリティーソング「smile」のレコーディングもスタート。収益はチャリティー活動に役立てられる。

 ジャニーズが日本中を「笑顔」でつなぐ。

 滝沢秀明副社長(38)がプロデューサーとして陣頭指揮を執り、チャリティーソングに経験のあるMr.Childrenの櫻井和寿に依頼し、「smile」ができあがった。ジャニーズとは初コラボとなる櫻井は「だけど忘れないで/[君の笑顔に逢える]/それだけで生きていける僕がいる」という歌詞を挙げ「ジャニーズの皆さんほど、このフレーズを歌うにふさわしい方はいないと感じます」と思いを託した。

 ジャニーズは国難に際し、社会支援を率先して遂行してきた。

 95年に発生した阪神・淡路大震災では、TOKIO、KinKi Kids、V6による期間限定ユニット「J-FRIENDS」を97年に結成。収益を災害支援活動として寄付した。

 再び立ち上がったKinKi Kidsは「エンターテイメントのあり方も見直されている今、自分たちに何かできることはないか。お役に立てるのなら、音楽というものが誰かの力、そして支えになることを信じて今回参加致しました」と語った。

 恩師の遺志も継承している。「Twenty★Twenty」は昨年7月に死去したジャニー喜多川前社長が生前、2020年に東京五輪を盛り上げる40人ユニットとして描いていたプランで、通称「トニトニ」構想と呼ばれていた。

 コロナ禍で五輪は来年に延期となり、計画は消滅しかけていたが、戦争体験から平和を願い、国難における社会貢献の大切さを説いてきた総帥の教えをチャリティーユニットという形で体現。滝沢氏は「ジャニーが残したこの最後のグループ名は、今このような状況だからこそできる事があるはずと想いを新たに、役回りは変わりましたが、Twenty★Twenty、ジャニーの集大成として社会貢献できればと思います」と述べた。

 他にも、新型コロナ治療の最前線で闘う医療従事者に計3億3000万円相当の医療物資を届ける取り組みも行っている。共に寄り添い、共に闘う。その使命を「トニトニ」が歌声で体現する。

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