男性５人組グループ・超特急が世界的に話題のピコ太郎（自称５６）とコラボし、ＹｏｕＴｕｂｅで約１０００万回の再生回数を記録している手洗い動画「ＰＰＡＰ－２０２０－」の新バージョンを制作したことが１２日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大防止を願い、ピコ特急となって“笑撃”の映像を解禁する。

　リーダーのリョウガ（２５）が４月に生動画配信を行ったところ、過去に番組で共演していたピコ太郎のプロデューサー・古坂大魔王（４６）が乱入。配信中にダンサーのユーキ（２５）が「超特急みんなでＰＰＡＰ踊りません？」とコメントし、古坂が「やってよ」と即座に快諾した。

　古坂からの注文は、超特急流のダンス要素を加えること。「スキルを見せた方が良くない？ある程度、ウォッシュしちゃえば、こっからは芸術だから」と“演出”し、カラオケ音源などを提供した。

　本家のお墨付きを得た超特急は、それぞれの自宅で動画を収録。衣装をピコ太郎そっくりに統一し、２番ではユーキ考案の激しいダンスで手洗いを表現した。長年、グループのＭＶを制作してきたスタッフが「とにかく飛び抜けて！」というむちゃぶりオファーを受けてサイケデリックに編集、完成させた。

　リョウガは「自宅で思い思いに撮影した力作が混ざり合い起こす化学反応はどこまで届くのか。さぁ、Ｊｕｓｔｉｎ　Ｂｉｅｂｅｒさん。拡散は頼みましたよ！！」と、元祖「ＰＰＡＰ」が世界的ヒットとなるきっかけを作ったスーパースターにラブコールを送った。