赤江珠緒 副作用懸念のアビガンに「数週間で薬は体から徐々に抜けていく」
新型コロナウイルスに感染していたフリーアナウンサーの赤江珠緒が12日放送のTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に治療体験レポートを寄せて、自身が服用したアビガンについて「数週間で薬は体から徐々に抜けていく」と副作用に関する世間の誤解を解いた。赤江は退院後、自宅で療養を続けている。
赤江は「少しイメージが誤解されて世の中に伝わっているのでは?と、担当医の先生が感じているのが、アビガンの副作用についてです」と切り出し、「『一度、服用したら、一生催奇性(胎児に奇形が起こる危険性)のリスクがある』というように、これから子供を作ろうとする若者には、使用できない、というイメージが世の中に割と広がっていますが、製薬会社によると、アビガンは、薬を飲んだ後、1週間は性交渉を避けましょう。という薬です」と説明。
その上で「副作用の事も考えて、妊婦さんは服用できない薬ですが、それ以外の方は、投薬ですので当然、数週間で女性も男性も薬は体から徐々に抜けていくそうです。私自身も誤解していましたが、『さすがに、一生催奇性になるようなものだったら、そもそも新型インフルエンザで認可がおりないですよ。』と先生はおっしゃっていました」と副作用のリスクが一生続くものではないと伝えた。
赤江は新型コロナに関して自ら発信を続ける理由について、自身が入院中に治療を受けていた際の担当医の思いを挙げ「世間的に誤解されている部分もあり、正しい理解が広がってほしい、そして何より今回の情報の風通しを良くしたいという思いを、強くお持ちでした」と明かし、「医療素人の私が発信するのは僭越だという事は、重々承知の上、私が自分の治療を続ける中で知り得た情報をご報告致します」としている。