紗栄子、批判も「十分意義がある」 医療用防護マスクの寄付を公表

 モデルの紗栄子が14日、インスタグラムを更新し、自身が代表理事を務める団体で医療用防護マスクを医療従事者へ寄贈したことを公表。「あえて公表し発信するということが、寄付文化の根付いていない日本においては十分意義があることだと思っています」と、公表する目的もつづった。

 紗栄子は医療用防護マスクを手配できることになったとし「医療従事者の皆様へダイレクトにお届けすることに致しました」と報告。自身が代表理事を務める団体ではチャリティTシャツなども用意し、利益の全額を物資の購入やさまざまな支援活動に充てるとした。

 「タレントである私のこういった発信に賛否があるのはもちろん理解しております」「発言に対して不快な思いをされる方々がいらっしゃるのも存じております」と、タレントの寄付やボランティア行為に批判的な声があることは知っていると前置きし「そういった声がある中でも、あえて公表し発信するということが、寄付文化の根付いていない日本においては十分意義があることだと思っています」と、公表することで賛否が巻き起こることも重要だという認識を示した。

 「社会への恩返しの形は人それぞれどんな形でも尊いですし、またそういった行動を否定するような社会になって欲しくないというのは、子を持つひとりの母親としての願いでもあります」とも訴え。「皆様のご支援、何卒よろしくお願い致します」と呼びかけていた。

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