ラサール石井 ホリエモンらの主張「論点ずらしだと思う」…検察問題
タレント・ラサール石井が14日、フジテレビ系「とくダネ!」に出演。安倍政権が検察庁法改正案を強行採決する構えをみせている問題に関して、持論を述べた。
石井は、今回の改正案、時期には反対の立場。番組議論の中で、社会学者の古市憲寿氏に、「ラサールさんは検察組織を誰がどうチェックするのが良いと思いますか?」と聞かれた。
これに石井は「ホリエモンさんも言ってますけど、検察が強すぎるとか、検察の力をセーブするためにあるんだみたいな論を、今ここでやるのは論点ずらしだと僕は思う」と指摘した。
「今この改正法案に反対するかどうかについては、やり方がどうもおかしいじゃないか、こんなコロナの時にやらないで、もっと後にしようとみんな言ってるわけです」と述べ、「もう一回、野党案とせめぎ合っていただければ、野党だって賛成すると思う」とした。
石井が言及した実業家の堀江貴文氏は、10日のSNS投稿では、今回の問題に対して「むしろ問題なのは検察官起訴独占主義と独自捜査権限と人質司法のコンボなのであって、そこが三権分立を脅かしてること知ってるんかいな。定年延長なんぞ些末な事項にすぎぬ。そんなクソどうでもいいことに馬鹿は気付かずほくそ笑むのは検察ばかりなり」と主張している。