吉村知事 検事総長の人事権「内閣が持つべき」 その人事がダメなら「国民がその政権を倒すべき」

会見する大阪府の吉村洋文知事=14日、大阪府庁
会見する大阪府の吉村洋文知事=14日、大阪府庁
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 大阪府の吉村洋文知事(44)が14日、大阪府庁で会見。内閣が検事総長や検事長らの定年延長を可能とする検察庁法改正案についての質問に答えた。

 会見の終盤、俳優ら各界著名人による抗議のツイートが相次いでいる検察庁法改正案について、意見を求められた。

 弁護士出身で、現在は政党「日本維新の会」副代表でもある吉村知事は「僕は突き詰めたら、どこが人事権を持つべきか(という話だと思う)。検察庁のトップを決める人事を誰が選ぶのか。我々は検事総長をクビにはできません。それを背景に考えれば」とした上で、答えた。

 「僕は検察庁の内部でトップの人事権を持つべきではなく、内閣が人事権を持つべきだと思います。検察庁のトップを検察内部で決めるべきではない。内閣が決めた人事がおかしいとなれば、その人事を決めた人、(選挙で選ばれた結果の)政府が最終的な人事権を持つのが、政府を我々はクビにする権利がある。民主的コントロールが間違ってるなら、国民がその政権を倒すべき」との考えを示した。

 その上で法案に賛成、反対かは「(日本維新の会の)国会議員団で決めたらいいと思う」と踏み込んだ発言は避けた。

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