ももクロ×早見あかり 「成長した姿で」10年ぶり合体、化粧品PRコラボ
アイドルグループ・ももいろクローバーZと、2011年に脱退した元メンバーで女優の早見あかり(25)が、発酵スキンケア「SOPHISTANCE(ソフィスタンス)」のアンバサダーに就任したことが14日、分かった。早見の脱退後、仕事でのコラボは初で、広告ビジュアルとPR動画に5人で登場。当初は撮影で対面予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、まずはイラストとリモート録音した声での“合体”となった。
約束を果たす時がやって来た。早見は11年4月の東京・中野サンプラザでのコンサートを最後に、ももいろクローバーを脱退。アイドルと女優、別々の道へ進むことになり、「いつかまた成長した姿で一緒に仕事をしよう」と誓い合った。全員10代で迎えた別れから、節目の10年目。大人の女性となった5人が、手を取り合った。
早見の脱退後も、友情は続いていた。ももクロのライブ会場に、早見は度々足を運んで、SNSで報告。12年にももクロがNHK紅白歌合戦に初出場を果たした際には、間奏でメンバーの名前を叫ぶ場面で、「あかり」も入れて、変わらぬ絆をにじませた。
アンバサダー就任が決まり、当初は4月下旬にも5人で撮影予定だったが、新型コロナウイルスの影響でおあずけに。広告ビジュアルは急きょ、イラストに変更された。それぞれのメンバーカラーが添えられ、早見はかつて担ったブルー。PR動画では「たったひとつの美しさに、めぐり逢う」と決めセリフで声をそろえて、“リモート合体”した。
久々の共同作業に、早見は「約10年間の5人の成長した雰囲気がすごく出ていて、感慨深かったです」と時の流れをかみ締めてしみじみ。コロナ収束後に、新たに撮影が設けられる予定で、リーダーの百田夏菜子(25)は「緊張もしちゃいそうだし、いろんな気持ちでいっぱいになりそうです。一緒に撮影できる日が早く来たらいいなぁ」と“再会”を待ち望んでいた。