「報ステ」総合演出が自らカメラ回し、コロナとの闘病伝える…赤江珠緒アナの夫
テレビ朝日「報道ステーション」の総合演出を担当する伊藤賢治氏(47)が15日、VTRで登場。新型コロナウイルスに感染した自らの闘病を、病室内で自身でカメラを撮影し、詳細に伝えた。伊藤氏はフリーアナウンサー・赤江珠緒(45)の夫。先に感染が判明した富川悠太キャスター、40代のプロデューサーとともに、近い距離で富川アナとの打ち合わせなどを行っていた。
伊藤氏は4月14日の入院時は高熱、味覚障害があり、両肺が肺炎にかかっており、「中等症」だった。自らカメラを回しながら「インフルエンザのピークの頃がずっと続いているような症状」と説明した。翌15日にPCR検査の結果が出て、陽性と判明。アビガンが処方され、一度に9錠を服用した。
しかし発症から6日目の翌16日朝も熱が下がらず、咳が止まらない状態に。血液検査の数値が悪化し、酸素飽和度も低下したことから、酸素吸入を開始。病状は悪化の一途をたどり、急速に「重症」化。サイトカインストームと診断され、免疫の暴走を抑えるとされるリウマチ用の「アクテムラ」を投与された。すると、17日に体温が下がり、「少しにおいがする」ように。その後、徐々に回復。4月27日に退院した。
「報ステ」ではほかに、20代と30代のディレクターも感染。5人の感染が明らかになっている。