小泉今日子 検察OBの意見書に感動「泣きました。そして背筋が伸びました」

 女優で歌手、演劇プロデューサーの小泉今日子が15日夜、ツイッターに新規投稿。安倍政権が検察庁法改正案を強行採決する構えをみせていることを受け、松尾邦弘・元検事総長ら検察OBが法務省に提出した意見書の全文を紹介した報道を添付し、「泣きました。そして背筋が伸びました。こういう大人にわたしはなりたい」と思いをつづった。

 意見書では「『朕は国家である』との中世の亡霊のような言葉を彷彿とさせるような姿勢であり、近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる」「17世紀の高名な政治思想家ジョン・ロックはその著『統治二論』の中で『法が終わるところ、暴政が始まる』と警告している。心すべき言葉である」などとつづられていた。

 また、ロッキード事件で田中角栄氏ら政財界の大物逮捕に至った要因として「検察上層部の不退転の姿勢、国民の熱い支持、捜査への政治的介入に抑制的な政治家たちの存在」を挙げ、今回の件は「時の政権の意のままに動く組織に改変させようとする動きであり、ロッキード世代として看過し得ないものである」と指摘している。

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