吉本所属「てんしとあくま」川口敦典さんが急逝 36歳 内臓疾患のため

 お笑いコンビ「てんしとあくま」の川口敦典(かわぐち・あつのり)さんが15日に持病の内臓疾患のために亡くなったことを16日、所属の吉本興業が明らかにした。36歳だった。

 同社によると、川口さんは亡くなる前日の14日まで元気にしていたといい、15日に倒れてそのまま帰らぬ人となった。新型コロナウイルスには感染していなかったという。通夜、告別式は家族葬で執り行われる。

 川口さんは1983年6月22日生まれ。大阪府吹田市出身。06年NSC大阪29期生。08年4月、相方のかんざきとコンビを結成。16年、第1回上方漫才協会大賞で大賞にノミネートされた。17、18年には同大賞の文芸部門賞を受賞した。吉本興業の公式プロフィルによると阪神ファン。

 先月23日のツイートで「胃がずっと痛いな~と思って病院行ったら胃潰瘍やった」と診断結果を報告していた。最終の更新は5月11日。同じお笑いタレントのコマンダンテ安田のツイートをリツイートしていた。

 相方のかんざきは事務所を通じ、「とても残念でなりません、突然のことで気持ちの整理がついてない状況です」との談話を出した。

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