金子勝教授 「アベの早期退陣を強く求める」…検察庁法改正案「三権分立を壊す」
立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が16日、ツイッターに新規投稿。政府の判断で検察官の定年延長を可能とする検察庁法改正案について「三権分立を壊すアベの早期退陣を強く求める」と法案を批判し、安倍晋三首相の退陣を求めた。
金子教授は、仙台高裁の岡口基一裁判官がラジオ番組で同法案を批判したとの記事を引用し、「【そのくらい異常なことなのだ】」と指摘した。岡口裁判官はKBS京都のラジオ番組に13日に電話出演。検察庁法改正案の問題点について「検察庁の人事に内閣が介入できてしまう」とし、森雅子法務相が法解釈の変更手続きを文書ではなく口頭決裁で行ったことに「あり得ない。まともな法治国家とは言えない」と批判した。
また、金子教授は「【弁護士らもアベ告発】」とし、「全国の弁護士や法学者ら500人以上が、桜を見る会をめぐって、公選法違反(寄付行為)などの疑いで首相と後援会幹部の計3人の告発状を東京地検特捜部に提出する」と投稿。「日本を救うために、人命をおろそかにし、三権分立を壊すアベの早期退陣を強く求める」とツイートした。