大阪休業要請段階的解除で…ミナミにやや人出戻る 通行人「まだ早い気もする」
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大阪独自の基準「大阪モデル」を達成し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請の段階的な解除が施行された16日、大阪・ミナミは土曜日ということもあり、やや人出が戻った。
大阪市内の50代女性2人組は、4月の緊急事態宣言後初めての来訪。2人のうち、製造業の女性は「段階的解除はいいと思う。吉村(洋文)知事を支持してるので」と話しつつ、ゴールデンウイーク明けに50枚3000円で購入したマスクが、1750円になっていたと嘆いた。
一方の教育関係で働く女性は「(一部解除も)まだ早い気がする」とした上で、「これを機に時差出勤をしないとダメだと思う」と語った。
政府が緊急事態宣言を発令した直後の4月8日の同所は、外国人観光客を中心にごった返した以前と比較にならないほど閑散としていた。