尾木ママ訴え「日本は教育後進国」 コロナショックで浮き彫りに
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が17日、公式ブログを更新し、日本の教育後進国ぶりを訴えている。
尾木氏は「日本は『教育後進国』だったーー」と題した投稿で、「教育立国時代をすごしてきた ある意味幸せな年配者とは違って 日本は『教育後進国』なのですーー」と訴えると、次のように具体例を列挙。
・オンラインがまともに整備されていない
・お役所までがファックスで手作業集計
・OECDで最大の学級規模
・反対にOECDで最低の国の教育費(GDP比)
・遅れているグローバルコミュニケーション力(英語力)
・改革ではなくて現状維持しか出来ない教育学者。教育は未来切り拓く刀なのにー
・せっかく4月から「主体的、対話的で深い学び」に戦後最大の転換したのに、プリントばかり
・親は丸つけ
・道徳までプリントで学習
・縄跳びもプリント見ながら
その上で「1番ひどいのは●子ども、学生の声聞かない学校・大学 子ども参加がかけらもないこと 大人、社会の上から目線が最大の教育後進国?」と主張し、「コロナショックはある意味 日本の教育は後進国であることを全面的に浮き彫りにしたのではないでしょう?(気づいても「日本の伝統」などと強弁する人もいるかもしれないですがーー)」と問いかけた。
尾木氏は「残念な日本と嘆く暇はないような気がします」と、早急に改善することを求めている。