EXIT兼近 芸能人の政治的発言に「誰でも発言する、批判することって自由だと思う」
EXITの兼近大樹(29)が17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、検察庁法改正を巡って、インターネット上で盛り上がったムーブメント「#検察庁法改正案に抗議します」に関して、芸能人の政治的な発言は「自由だと思う」と訴えた。
小泉今日子、きゃりーぱみゅぱみゅ(ファン同士の対立を理由に削除)ら多くの芸能人が参加する一方で、芸能人が政治的な発言をすることへの批判や嫌悪感も表面化したこのムーブメント。
兼近は「だいぶむずいんですけど、やっぱ勉強しないと参加したらいけないのが政治っていうわけじゃなくて、誰でもたぶん発言する、批判することって自由だと思うんですね」と、芸能人に限らず政治的発言は自由だと強調した。
「それをたぶん、大人たちが都合悪いから、若者は参加するだけでたたかれたりとか、芸能人なんて特に影響力あるから言わないでくださいとか言われるんですけど、そんなの影響力を持ったのは自分で持ったもので、自分で思うことを発言するのはホント自由だと思うんで」と、批判の背景を推察しつつ、立場のいかんに関わらず政治的発言は自由だと繰り返し訴えた。
その上で「俺が一番残念なのは、これで、きゃりーぱみゅぱみゅさんがツイートして、それをたたかれて、それを見た若者たちが、ああやっぱり政治に参加したらこういう嫌な思いするんだな、大人からこういうこと言われるんだなって、衰退していくのが一番、なんかだるいっすね」と、芸能人の政治的発言への批判が若年層に及ぼす悪影響を危惧していた。