松本人志、政治的発言しない訳を説明「ファン引っ張り込むの申し訳ない」

 ダウンタウン・松本人志(56)が17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、政治的な発言をしない理由を説明した。

 番組では、検察庁法改正を巡ってインターネット上で盛り上がったムーブメント「#検察庁法改正案に抗議します」に関連して、芸能人の政治的発言について出演者が話し合った。

 松本は、芸能人が政治的発言をすることは「全然いいと思うんですよ、全然、政治のこと」と肯定した。

 その上で「一回やっちゃうと『次やらへんのか?』と『このことに関してどう思うねん?』が、これがちょっとなかなか大変なんじゃないのかなというのが、俺がやらない、やりたくない理由かな。大して知らないくせに、僕がなんかそこに一票を投じることで、僕に関心があるファンというかそんな人たちを引っ張り込むの申し訳ないなっていう思いが俺はちょっとしてしまう」と、自分が政治的発言をしない理由を説明していた。

 また、検察庁法改正案について「すごく簡単に言うと、三権分立のグーチョキパーが成り立たなくなっちゃうよーってことですよね。だから、グー出そっかなって言われたら、やっぱ気ぃ使っちゃって、後出しチョキ出すんちゃうかなって不安は確かにありますよね」と危惧を示した。

 改正案で問題視されているのは、検察幹部の定年が、内閣が認めれば3年延長されるという部分。検察に政権への忖度が生まれるのではないかと危惧されている。

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