ボビー・オロゴン容疑者が釈放、無言で頭下げる 事務所関係者が謝罪を代弁
妻(46)の顔面を指先でたたいたとして暴行の疑いで16日に現行犯逮捕されたタレントのボビー・オロゴン容疑者(54)が18日午後9時19分、埼玉県警浦和署から釈放された。
午後10時過ぎに姿を見せたボビー容疑者は暗色のスーツに白いシャツ、黒いネクタイ姿。一緒に出てきた事務所関係者が「皆さま、本日はお集まりいただき、お騒がせして、申し訳ありませんでした。この度は関係者の皆さま、まずは妻、多大なるご迷惑をおかけし、まことに申し訳ありませんでした。本日はこれで終わらせていただきます」と謝罪を代弁した。ボビー容疑者は頭を下げたが一言も発せず、報道陣の問いかけにも無言で、迎えの車に乗って去った。
警察では今後、必要があれば任意で捜査を続けていく。
ボビー容疑者はこの日朝、浦和署から書類送検された。白いワゴン車の後部座席に乗り、白いマスク姿だった。捜査関係者によれば「かなり落ち込んでいる様子」で、「妻に対しては突き放しただけで、暴力はふるっていない」と供述しているという。
ボビー容疑者の妻はこの日、さいたま市内の自宅から病院に外出するなどしたが、取材対応はしなかった。
ボビー容疑者の所属事務所はこの日、報道各社にファクスで書面を送付。「事実関係の有無を含め、弁護士に依頼して内容を確認しております」と説明し、「報道されているように、被害者が怪我をしたという事実はありません」と、妻に負傷がないことを強調した。