ミシェル・ピッコリさん死去 フランス映画の名優、「軽蔑」「昼顔」など

 フランスの名優ミシェル・ピッコリさんが12日に脳卒中のため死去したことが18日、分かった。94歳。パリ出身。ル・モンド、フィガロなどの仏メディアが報じた。

 ピッコリさんは1925年、音楽家の両親のもとに生まれた。第2次大戦後、俳優の道に進み、60年代に入ると映画出演が急増した。

 ジャン=ピエール・メルヴィル監督の「いぬ」、ジャン=リュック・ゴダール監督の「軽蔑」、ルイス・ブニュエル監督の「小間使の日記」、「昼顔」、ルイ・マル監督の「五月のミル」、レオス・カラックス監督の「汚れた血」、ジャック・リヴェット監督の「美しき諍い女」など多くの名作に出演し、ジャン=ポール・ベルモンド、ブリジット・バルドー、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドヌーヴらと共演。フランス映画を代表する俳優の1人となった。

 80年にカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞、82年にベルリン国際映画祭の最優秀男優賞を獲得している。

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