ヒロミ、安倍首相を皮肉る 検察庁法改正案見送りに「自分の身に何かある時は早い」
タレントのヒロミが19日、フジテレビ系の生番組「バイキング」に出演し、前日18日に検察庁法改正案の今国会通過を断念した安倍晋三首相を皮肉った。
改正案では、内閣や法相が必要と判断した場合、検察幹部の定年を最大3年延長できるという点が批判を浴びており、インターネット上ではハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」を付けた投稿が大きなムーブメントとなった。
番組では朝日新聞が16、17日に実施した世論調査で、安倍内閣の支持率が33%、不支持率が47%となったことを紹介した。
これを見たヒロミは「まだあるんだ、33パーもあるんだなと、ちょっと思っちゃうけど。こんなこと(検察庁法改正案を通そうと)やってるから」と驚き、「今回そうやってみんな色んな声が上がって、こうやって(改正案を今国会では)取り下げた。この動きが早いじゃない?今までないっていうぐらいだから。こうやって自分の身に何かある時は早いんだね、決めんのね」と、安倍首相の見送り決断の早さを指摘。
「もっと早く決めなきゃいけないことって今までいっぱいあったじゃん。この何カ月か。これは早かったね」と、新型コロナウイルス対策の遅さに比べ、支持率低下と歩調を合わせるかのような見送りの早さを皮肉っていた。