ＮＨＫは１９日、女優の広瀬すず（２１）、広瀬アリス（２５）姉妹ら、実際に家族である俳優がそのままの間柄で出演する「リモートドラマ　Ｌｉｖｉｎｇ」を、今月３０日と６月６日（後１１・３０）から全４話で放送することを発表した。

　作品は各話１５分のオムニバスドラマで、広瀬姉妹は第１話に登場する。２人の女優としての共演は、２０１６年３月公開の映画「ちはやふる－上の句－」以来。同作も実際の姉妹役で、すずは当時、自身のツイッターで共演について「最初で最後の姉妹役の気がする」とつづっていたが、４年の時を経て再び実現した。

　第２話は俳優の永山瑛太（３７）と永山絢斗（３１）が兄弟共演する。第３話は中尾明慶（３１）と仲里依紗（３０）の夫婦共演。第４話は俳優の青木崇高（４０）が出演し、妻の女優・優香（３９）は声での出演となる。

　脚本は「東京ラブストーリー」、「最高の離婚」など、伝説的人気を誇った名作ドラマを数多く手がけた坂元裕二氏（５３）が担当。俳優・阿部サダヲ（５０）が演じる小説家の想像の世界として描かれ、“リアル家族”が演じる作中での家族が、それぞれ抱える奇想天外な秘密を巡るストーリーが展開される。阿部が演じる小説家を叱咤激励するＣＧキャラ「ドングリ」の声役は、タレントの壇蜜（３９）が務める。