古市氏、五輪エンブレムと新型コロナ風刺画に「地味なパロディ」
社会学者の古市憲寿氏が20日、フジテレビ系「とくダネ!」で、日本外国特派員協会が会報に掲載した東京オリンピックエンブレムと新型コロナウイルスのイメージを掛け合わせたデザイン画について「風刺は一つの表現」とし、「無視すればこんなにニュースにならなかったと思う」との持論を語った。
番組では、五輪エンブレムと新型コロナウイルスを掛け合わせたデザイン画について、東京五輪・パラリンピック組織委員会が日本外国特派員協会へ取り下げるよう要請しているとのニュースを取り上げた。
これに感想を求められた古市氏は「地味なパロディだなとは思う」と冷ややかに語ると「風刺って表現の一つじゃないですか」ともコメント。「オリンピックも公式に批判してるみたいですけど、無視したらこんなにニュースにならなかったのかと思う」とも語った。
MCの小倉智昭は「日本人としては、東京オリンピックのエンブレムをこんな形で使われるのはあまりいい気持ちはしませんけどね」と言うと、古市氏も「嫌な気持ちの人も多いでしょうね」と理解を見せていた。