橋下氏「甲子園できる力ないと五輪開催できない」簡単な中止判断に流れたと批判
大阪府知事と大阪市長を務めた橋下徹弁護士が23日放送のカンテレ「胸いっぱいサミット!」にゲスト出演。夏の甲子園が中止となったことに「甲子園をできるぐらいの力が日本にないと、オリンピックなんて開催できないですよ」と持論を展開した。
元々、炎天下の中でやる夏の甲子園には反対だったという橋下氏。だか今回の判断には「大人たちが簡単な判断に流れたなと思う。中止の方が簡単ですもん」と批判した。大阪や東京、神奈川などで独自の地方大会を開催するという案もあるが、「そこで勝ったところを、甲子園に呼んできたらいいだけ。新幹線で来るとき、感染症対策講じられないんじゃ、経済なんて回らない。子供たちが寄宿舎に泊まるなら、そこも感染症対策やるとか」とピシャリ。
そんな感染症対策に多大な費用がかかるという意見には「いっても100億もかからない。オリンピックなんて兆単位なんだから。『日本ではこれ位のイベントできますよ』ということを示す絶好のチャンスだったのに」と残念がっていた。