橋下氏「賭け麻雀ってそこまで責められる?」と持論も順番違う政府に怒り
大阪府知事と大阪市長を務めた橋下徹弁護士が23日放送のカンテレ「胸いっぱいサミット!」にゲスト出演。東京高検の黒川弘務検事長が、新聞記者らとの賭けマージャンで訓告処分を受けたものの、賭博行為を追及されることなく約7000万円の退職金が支払われる裁定に「黒川さんを罪にしないなら、先に閣議決定で(賭けマージャンを)無罪放免にして」と訴えた。
橋下氏は現金を掛けたら、1円でもアウトだという法律を「賭けマージャンって、そこまで責められることなんですか?僕の人生経験で、賭けずに徹マンやってる人間みたことない」とバッサリ。「罪にする方がおかしいと思っていた」と持論を述べた。
そのうえで今回の黒川氏が訓告処分だけで終わらせ、賭博罪を問わないなら「(少額の賭けは罪にしないと)先に閣議決定すべき。完全に法治国家なくなった」と怒り心頭。「賭けマージャンやゴルフの握りも、点ピンまでは大丈夫だと、法務省が言ってるんですよ。9000円、1万円で逮捕された芸能人もいるんですよ。これは許されない」と語気を強めた。「これで家庭内の賭けマージャンで賭博罪立件されたら、国民は文句言えばいい」と最後まで怒りを収められずにいた。