安倍政権支持率「下がると思ったら」朝日・毎日が調査 フジが解説

 フジテレビ上席解説委員の平井文夫氏が25日、同局系「バイキング」に出演し、安倍内閣の支持率下落について解説した。番組では、毎日新聞が23日に世論調査して24日に支持率27%、不支持率64%と発表。朝日新聞が23、24日に世論調査して25日に支持率29%、不支持率52%となったことを報じた。

 平井氏は「支持率は下がってるけど、野党が弱いので政権交代はない」と断言。「ポスト安倍」として岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、小泉進次郎環境大臣の名前を挙げ、「岸田さんは禅譲狙い、石破さんは党内に友達が少ない、進次郎さんはまだ若い、ということで誰も安倍下ろしはできない。そうすると代わりがいないので安倍さんしかいない」と説明した。

 さらに、新型コロナウイルス対策なども考慮した上で「本当に安倍さんじゃだめなのか、本当にそう思ってるんなら選挙で国民が投票すればいい」とコメント。「でも現実に何がいいのか、誰がいいのか実は誰も分からない」とした。

 黒川前検事長の賭け麻雀問題もあり、安倍政権の支持率は下がる一方だが、「数字はかなりヒステリックに低く出ているけども、ぼくはいずれ戻ってくると思う」と分析。「読売、産経は(支持率を)出してないのはたまたまです。あれは月に1回なので、わざと出してないわけではない。朝日や毎日は『これは下がるな』と思ったらやってくる」と調査のタイミングも数字に影響してくることを示唆した。

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