【心にささり言葉~一日一語~】つんく♂ コロナで大打撃のエンタメ業界への思い
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界は激変しました。未知の病への恐怖、先行き不安、長引く自粛によるストレス。心はささくれ立ってきます。デイリースポーツでは、そんな今こそ伝えたい言葉として、コロナ発生以降に各界の著名人が発した、時にグサッと、時にしみじみ感じる言葉を厳選。「心にささり言葉~一日一語~」としてお届けします。
◆音楽プロデューサーつんく♂(51)「エンタメには直接治療できるパワーはない。しかし、災難の後、人々の心を支えてくれるのもエンタメ」
母校・近畿大学のオンライン入学式に出席後に取材対応。新型コロナウイルスで大打撃を受けているエンタメ業界への思いを聞かれて、チャット形式で回答した。
アーティストに対しては「モノを頭に思い浮かべるのは制作費ゼロ円。こんなときこそ頭を使って、作品を作って、チャレンジを」と提言。実際、テレワーク歌唱などの動画を無料公開し、ファンを元気づける歌手が相次いでいる。
一方で、従来通りのライブ再開は見通しが立たないなど問題山積で、「何でもゼロ円のままでは食べてはいけないので、そこはこれからの大きな課題」と危機感を募らせた。