女優の柴咲コウが２７日、ツイッターを更新。自身のツイッターなどでの発言について「事実とは異なる投稿、捏造、誹謗中傷、脅迫行為、ミスリードしさらなる事実誤認した記事の作成元に関しては法的措置も検討しています」との文書を投稿した。

　柴咲は４月に「皆さん、『種子法』『種苗法』をご存じですか？」と投稿。別の投稿では「種の開発者さんの権利等を守るため登録品種の自家採取を禁ずるという認識ですが、何かを糾弾しているのではなく、知らない人が多いことに危惧しているので触れました。きちんと議論がされて様々な観点から審議する必要のある課題かと感じました」と、種子法に触れた意味を説明している。

　この「種子法」「種苗法」は、柴咲が触れたことで、一気に注目が集まった。５月２０日には「種苗法改正案」の成立は見送られる見通しとなったことも報じられている。

　柴咲はこの日、ツイッターに長文を投稿。「意見を言うことは、誰にも平等に与えられた権利です」「賛成、反対だけでなく、その間にある声も聞きながらベストを探っていく。その時間が必要だと思うのです」と記し「一筋縄ではいかないことだからこそ、たくさんの知恵と意見が必要だと思います。伝統野菜を作っている農家さん、家族でこだわりを持って営んでいる農家さんが、未来に笑顔で仕事ができるように祈っています」と投稿。

　また、「私は完璧な人間ではないので誤字脱字ミスも起こします。適切でないものは今回のことに限らず気付いた段階で削除し言い直したり更新しています」と訴え、「しかし事実とは異なる投稿、捏造、誹謗中傷、脅迫行為、ミスリードしさらなる事実誤認した記事の作成元に関しては法的措置も検討しています」と明記。

　「様々な人が健全にオープンに物事を語り合える高尚な社会をこれからも期待します」と結んでいる。