山里亮太 誹謗中傷を受けてきた人間として「なんで木村花さんの苦悩に気づけなかったのか」
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(43)が27日、TBSラジオ「水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論」(水曜、深夜1・00)に出演。ネットフリックスとフジテレビで配信・放送されていた「テラスハウス」の出演メンバーで、23日に22歳の若さで亡くなった女子プロレスラーの木村花さんの訃報に触れた。
「テラハ」のスタジオメンバーだった山里は、番組の冒頭で「同じ出演者のひとりで、ひたすら残念で、ただ悲しい」と木村さんを追悼。報道されていること以上の内容は知らないといい「それが合っているかもわからない。答えがわからない状態で自分の思いを言うことは、どの言葉がその人にとって傷つくことになるのかわからない」と言葉を選んだ。
自身もSNSなどで誹謗中傷を受けてきたと振り返り「木村花さんのとてつもない苦悩に気づけなかった。なんで気づけなかったのか。何かできることはなかったのか。強く感じている」と後悔。さらに「誹謗中傷というものが、体の中に傷跡として刻み込まれている。わかっている方の人間として何も出来なかったというのは、考えるべきなんじゃないか」と自責した。
山里はSNSへの向き合い方は人ぞれぞれで、答えが出せないとした。それでも、メディアに関わり、SNSを使う人間として「何をするべきなのか、これから何を考えるべきか、何をしていくべきかっていうことを、これからずっと一生かけて考え続けていこうと思います。難しいことなんだけど、言葉を仕事とさせていただいている人間として」と決意を語った。