南美希子 答弁迷走の森法相は蚊帳の外なのに防波堤「荷が重すぎて決壊寸前」

 キャスターの南美希子が28日、フジテレビ系の生番組「バイキング」で、緊急時代宣言下、賭けマージャンに興じていたことが発覚し辞職した黒川弘務・前東京高検検事長の訓告処分を巡り、森雅子法相を決壊寸前の防波堤にたとえた。

 森雅子法相は22日の会見で、黒川氏の訓告処分は「最終的には任命権者である内閣において決定がなされた」と説明したが、安倍晋三首相は同日の国会で「検事総長が適切に適正に処分を行った。それを受けて私は了承した」と述べた。

 森氏は26日の国会で「処分内容を決定したのはあくまで法務省および検事総長です。そして任命権者である内閣に報告したところ、法務省の決定に異論が無い旨の回答を得ました」と、発言を事実上修正した。

 司会の俳優・坂上忍は「安倍さんがおっしゃったことに、大臣や官僚の方が後から合わせていくっていうのは、別にこれまでも何度となく見せられているものですから、僕はさして驚きはしなかったんですけど」と、安倍政権を痛烈に皮肉りながら南に振った。

 南は「森さんに限っていえば今回だけじゃないんですよね。検察庁法改正で、政府の裁量で定年延長するという時の答弁もダッチロールでしたよね。しまいには震災の時に、市民や国民を差し置いて検察官が逃げたっていう訳分からないことを…」と、森氏のこれまでの迷走を指摘。

 「これは想像ですけど、蚊帳の外に置かれていて、なおかつでも防波堤の役目をしなきゃいけないっていうところが、この人には荷が重すぎて決壊寸前のような、そんな状態をかいま見せている」と、同情気味ながら力不足であるという見解を示していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス